今年は正月3日に投稿しましたから、始まりと終わりを記録することになりますね。ざっくり言えば、これまでで最も苦しい1年だったと、振り返ることになるのかもしれません。現在を切り抜けられれば、ですが。
自分の場合、だいたい5〜6年周期で天国と地獄がやってくるので(笑)、そろそろ上向かないとおかしいと言えるのですが、神頼み的な域を出ない「バイオリズム」は、現在進行形ではアテにしないことにします。
売上がロクにないのに、開発だけは続けるというのは、体力を削がれます。ここまで来たら、時間との勝負です。夏から時間を奪うSNSもやめています。スマホもほとんど触らなくなりました。ただ、勝負するだけのネタは握っています。これまでも「種を蒔いて刈り取る」系の話は何度も書いていますが、「数撃ちゃ当たる」的なノリではなく、まさに「じっくりと育てた苗が大きく花開こうとしている」的な話になります。
まずはズバリ、検量機事業の復活です。この土壇場で、試作機製造の協力者が現れました。内輪だけで許されるレベルの、超簡単な試作機の動作は、すでに確認済みです。こうなったらもう、スマホアプリはいずれ自分で書きます。
起業後に触り始めたWordPressも、気づけばカスタムを通り越してプラグイン作者になっています。中1でマイパソコン、20代でホームページ、30代で自宅サーバー構築等、釣りキチと並行して持っていたオタク趣味がベースにあっての話ですが、50を過ぎてからプログラマーになるとは思っていませんでした。当然、AIの力を借りながらですが、丸投げで高度なプラグインが作れるほど甘くはないですし、おそらくそういう時代は来ないと思います。
正月に書いたスクール事業は、本体の月刊誌が休刊に伴い、頓挫しました。自分も多忙で、撮りだめた数本の動画は未編集です。釣具メーカーの撤退や有名大型チェーン店の閉店ラッシュ等、日本の釣り業界はとても暗いですが、それでも検量機の未来は必ず来ると信じています。自身の置かれた状況的に「信じざるを得ない」のではなく、全世界のアングラーは億単位だからです。SDGsが怪しい環境ビジネスなのだとしても、どんなに発展途上国のアングラーでさえ、最後は必ず資源保護に向かいます。「たくさん釣りたい」からです。
釣りとパソコンという、自身の趣味の2つの並行線が、いまはじめて交差しようとしています。プログラミングは外注が前提だった、検量機事業立ち上げ当初には考えられなかったことです。できればその未来を見届けたいですね。そして、「成功したからこそ言える」自己啓発系の話や、創業から今日までの裏話など、いくらでも語ってやりますよ(笑)。
2026年は良い年になりますように。


